拝啓　2022年になりあけましておめでとうございます。　
さて、昨年の2021年はサマナーズウォーにとって激動の年であったが、やはりその中でも特に印象的な出来事と言えば、
クリ率、鬼、BAN騒動、櫻坂BANのフルコンボであると思う。

なぜソシャゲでよくあるアイドル企画が他のゲームとは全く異なる異次元の地獄の4段コンボになったのか、
令和4年、2022年になった今だからこそ解き明かすべきだと私は思う。
さて、これから私と地獄に付き合ってもらう。


原因1. 素人に厳しいサマナーズウォーと素人の櫻坂46

そもそもの根本原因はサマナーズウォーが初心者を受け入れる態勢が整っていないまま櫻坂コラボに踏み切った点であると思う。
初心者用となるコンテンツは2022年現在でも特に無く、
自動周回、カイロス12階、ソロレイド等が実装されたとは言え、
エンドコンテンツのワリーナ、占領戦、対抗アリーナを通じて、
5年目～7年目のプレイヤーがゴロゴロ居る中で張り合って楽しむのは結構無理がある。
まずは初心者が楽しめる救済要素を入れてから、
素人の櫻坂46にそれを実際にプレイして楽しんでもらう
という流れが自然であったように思える。


原因2. 運営と秋元康の暴走

櫻坂46はサマナーズウォーよりも知名度があるアイドルである。
平手や長濱の件で異論もあると思うが、この場では櫻坂46は国民的アイドルである、という定義をしたい。
この定義への反論は話がややこしくなるため、ここでは一旦呑んで話を読み進めてほしい。おねがいします。
話を戻すと、国民的アイドルの新曲リリースまでの準備はどんなに速くても半年はかかる。
秋元が新曲をBANにしようと思ったのが2020年10月くらい、リリースが2021年3月という形になる。
その間に、サマナーズウォーではクリ率の闇が暴かれ、運営は大慌てで修正を行い、鬼を実装して即座に下方して、返金騒動となった。
返金対応は胴元のAppleとGoogleで、それをよく思わないカムツス側はユーザーをBANする、いわゆる「BAN祭り」へと発展した。
そこでの新曲BANである。
お互いにお互いの状況を良く把握しないまま状況が進み、両者の確執はこれで決定的なものとなってしまった。
偶然が重なった結果であるが、なんとかならんかったのかお前ら。


原因3. 国民的アイドルはソシャゲの夢を見るか？

さて、ここまで原因を見てきた過程で、いくつかの問題点が発見できたと思う。
ソシャゲは日々のアップデートがあり状況が常に変化していくが、
国民的なアイドルグループは予定がぎっちり詰まっていてコラボ先のゲームなんぞに対応する余裕は無い。
理想論としては、どちらもある程度は我慢して歩み寄る姿勢が必要ではあるが、どちらもしないまま進むとこんな感じになるのである。
ここにコラボの難しさであると思う。
個人的にはストリートファイターのコラボは好きです。


まとめ.
いきなり失敗と決めつけはしたが、やった事の無い新しい試みに挑戦した意気込みは諸手を上げて評価したい。
願わくば、次の挑戦は地獄の4段コンボの逆転勝利で我々を驚かせてほしい所である。
この長文に付き合ってくれた人は本当にありがとう。

敬具
2022年新春